トラックの荷台後部に取り付ける装置のことで、重量物の積み込みや荷下ろしの補助となる役割があります。
また、パワーゲートという呼び名以外にも、「テールゲートリフト」「テールゲート昇降装置」などと呼ばれていますが、構造や形状は全て共通しています。
パワーゲートの種類
垂直式パワーゲート
地面に対してゲートを垂直に上下させることで、積荷を積み下ろしできるタイプのゲートです。
荷台後方にあるアオリ(枠組み)自体がゲートになっており、作業時には開いてそのまま使用し、作業時以外では立てて固定しておく事ができます。
このタイプのゲートは、上下に動作する際に揺れが少ないのが特徴で、転がりやすいものを荷上げ・荷降ろしする際にはふさわしいゲートです。
アーム式パワーゲート
荷台後部の床下に取り付けたアームで、リフト部分を昇降させるタイプのゲートです。
こちらのタイプは、上下に昇降させるだけでなく、リフト部分を斜めに傾けて傾斜をつけることが出来るため、用途の幅が広いタイプです。
構造としては、荷台後部のリフト部分が少し荷台から離れて下がっていく為、重心が高い荷物よりも低い荷物の方が、安定して積み下ろしが可能となります。
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